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2月8日 信州雪見露天の旅(後編)「湯々庵 枇杷の湯」
前日のヤケ酒のせいか、それとも寝不足のせいか良く眠れた。
6時に目を覚ましニュースを見ると昨日の大雪でどれだけの被害が出てるのかしきりに訴えている。
終わってみると45年ぶりの大雪になっていた。
しかも各地の積雪量を見ると松本50cm甲府40cmと自分が日本で一番積雪した地域に向かっていた事が判明した。
さてこのまま帰るのでは何しにここまで来たのか解らないので松本の良泉を探ってみた。
有名所で「扉温泉」や「浅間温泉」が有る。
扉温泉はこの雪でまた足止めをくらうのではたまった物ではない。
ならばと「浅間温泉」へと向かった。
「枇杷の湯」は浅間温泉街の奥の方に位置し、松本城主の石川氏が専用として入浴しにきた施設だそうだ。
その後も旅館として運営した後、現在の日帰り施設として成り立っている。
施設内の内湯と露天は旅館としての施設でもう一つ「お殿様の野天風呂」と言われる石川氏専用の御殿湯が有った所がある。
目玉はやはり御殿湯だろう。
バスで揺られる事20分浅間温泉に到着。
徒歩で10分程行った所にある。
受付で800円支払い入場券を貰う時一言「雪の影響でお殿様の御殿湯はお休みとさせていただいてます。」・・・返す言葉もない。
ただ施設の雰囲気は良い。老舗旅館のそのままで落ち着きのある造りでいたる所に趣きが感じる。
中庭は石川康長公が手植えしたと言われる松が雪化粧している。
さて気を取り直して温泉である。
加温、消毒していると書いてあったが、内湯も露天もカルキ臭は皆無だ。
お湯は気持ち良くオーバーフローしている。
無色透明だが弱い硫黄臭と柑橘系の匂いも感じた。
お湯のコンディションはそんなに悪くない。
飲泉所も有りサウナと一人用の水風呂も有った。
露天は檜造りでザーザーと掛け流されている。
やっとの雪見露天風呂である。
しかし、悪くない、決して悪くないのだが自分がイメージしたのは白濁湯にライトアップされた夜の雪見風呂だったのだ。
この状況でそれを言うのはわがままと言う物だが・・・今回はあきらめて「枇杷の湯」に感謝して湯汲みを楽しもう。
「湯々庵 枇杷の湯」
住所 長野県松本市浅間温泉3-26-1
電話 0263-46-1977
H.P
http://biwanoyu.com/
松本駅に戻り帰宅である。
14:26の電車に乗り込み出発かと思いきや「この電車は出発が遅れます」のアナウンス。
結局15:00に出発し甲府についたのは17:40。
そこから車がカマクラの様になっているのをどけて、やっとの事で脱出。
精進湖線を登り始めた所で大渋滞に遭遇。
途中でタンクローリーが横転していて通行不能との事。
進路を大幅に変更し52号線で帰宅。
さらに52号線も大渋滞となり、結局帰宅できたのは22:00の到着である。
トラブル続きでどれ一つ予定通りに行かなかったがそれはそれで楽しかった湯めぐりであった。
やはり人間は自然の大きなパワーには逆らえない。
自然の恵みに感謝しなさいと認識する旅だった。
てな具合に小説風にしてみたがどうかな~?副部長!!
完

